①「工事成績評定アップ7つのポイント」

1.「工事成績評定アップ7つのポイント」

公共工事では、工事完了時に「工事成績評定点」として発注者に評価されます。その評価結果が、次の総合評価方式における工事の受注に影響します。

そのため、いかにして「工事成績評定点」を上げるかが業績向上のポイントになります。

また、公共工事を施工する会社でなくても「工事成績評定点」を上げるポイントとは、すなわち顧客満足度を上げるポイントでもあるため経営戦略上、重要です。工事成績評定点の高い工事現場と現場管理者を約100件調査、取材したところ7つの共通点が見出されました。

それを「工事成績評定点アップ7つのポイント」としてまとめました。

1. コミュニケーションの難しさを知る

発注者、協力会社、社内のコミュニケーションが不十分なために様々な問題が発生している。相互に簡単には分かり合えないことを意識してコミュニケーションをとることが重要だ。

2. 顧客のニーズとウォンツを先取りする

顧客が欲することをしてこそ高評価になりうる。顧客が何を欲しているのかを先取りして把握し、実行しなければならない。

3. 住民との対応を強化する

公共工事の場合、税負担をしている住民こそが真の顧客である。しかも近隣住民には、直接の利益がないのに多大な負担を強いられることが多い。公共工事のみならず、近隣配慮は工事をスムーズに進行させるポイントだ。

4. 創意工夫、技術提案を推進する

品質、原価、工程、安全、環境の各項目に対して創意工夫をしたり、新たな提案をすることは工事の質を高めるために重要である。


5. PDCAサイクルを回して改善する

同じミスを繰り返さないようにPDCAサイクルを回すことは重要だ。そのためには何が評価され、何が評価されなかったかを正確に分析しなければならない。

6. すばやい対応ができるよう自分を磨く

現場管理者は多忙である。その中で、発注者対応、近隣対応、現場対応を迅速にかつ正確に実施することが高評価の秘訣である。そのためには、物事の優先順位を決めて時間管理をして、着実に対応していくよう自らを磨く必要がある。

7. 会社からのバックアップ体制を構築する

現場単体で施工するのではなく会社全体でフォローして工事進行をバックアップすることは、顧客にとって大きな安心材料である。

以上の7つのポイントについて次回より詳しく解説いたします。

どうぞお楽しみに。

②「コミュニケーションの難しさを知る」


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