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建設経営者倶楽部12月例会
建設経営者倶楽部12月例会

 
 
 

12月例会
お土産品の単品売上No.1の赤福餅 株式会社赤福の会長に「創業300年 のれんを守る方法」と題して,
お話いただきます。

1993年の第61回伊勢神宮式年遷宮に向けて,よき時代の日本の性格を色濃く残す伊勢神宮内宮の門前町を「癒しの里に」「母の包容力を感じる町に」と考え,「おかげ横丁」誕生させ成功に導いた“伊勢商人”の根幹を学びます。

■濱田 益嗣氏プロフィール

1937年 三重県伊勢市生まれ
1960年 株式会社赤福に入社
1968年 代表取締役社長に就任
1993年 「おかげ横丁」を開設
2005年 代表取締役会長に就任

□赤福(本社・伊勢市)は餅菓子伊勢神宮内宮の門前で1707年(江戸時代の宝永4年)に創業。
今年で創業300年になる。

□「赤福」という名前の由来
後に社是となる「赤心慶福」から取った名前。「まごころを尽くせば他人の幸せを素直に喜べる」という意味。
つまり、お伊勢参りに訪れた人たちをまごころでもてなし、幸福感を共有しようという考えである。
赤福のかたちは、五十鈴川の流れる姿をあらわしているとされている。
五十鈴川は、伊勢神宮の内宮の敷地内を流れる聖なる川とされ、とてもきれいな水が流れている。
あんこに付けた三本の指のかたちはその川のせせらぎを、白いお餅は、川底の白石を表わしている。

■開催日時
日 程:2007年2月14日(水)14:00〜17:30
会 場:中経ビル 409会議室
(名古屋中村区名駅4-1-12)名古屋駅から徒歩5分 地図/マピオン
対象者:建設業,建設コンサルタント業の経営者,後継経営者, 将来経営者になる予定の方
参加費用:無料(会員);5,000円(ゲスト参加の方
申込み

 

12月例会
建設経営者倶楽部KKC 12月例会は,月刊『致知』を出版している 樺v知出版社 代表 藤尾秀昭様に
「出逢いの人間学」と題して, お話いただきます。

藤尾さんは,月刊『致知』を創刊以来21年間一貫して,いつの 時代でも問われる「人間学」を追求し続けています。編集長として 『致知』と共に歩んできた人生の中に,多くの「出逢いと感動」の
生きざまがうかがえます。

■藤尾 秀昭氏プロフィール

1978年 月刊『致知』創刊
1979年 編集長に就任
1992年 代表取締役社長に就任
現在に至る
著 書:『小さな人生論』(致知出版社)

○月刊『致知』とは・・・
人の生き方を探求する“人間学の月刊誌”。
有名無名を問わず、各界各分野で一道を切り開いてこられた方々の
貴重な体験談を紹介し、人生を真面目に一生懸命に生きる人々の
“心の糧”となる情報があふれている。
○『致知』の名前の由来
『致知』という名前は中国の古典『大学』にある「格物致知」に由来する。
とかく現代人は,知識や情報にばかりとらわれがちだが,人間本来の叡智とは,
実際に物事にぶつかり体験する(格物)ことによって初めて生きる力になり,
実践を通して本物の叡智を身につける(致知),という思いを込めた誌名である。

■開催日時
日 程:2006年12月13日(水)14:00〜17:30
会 場:名古屋国際センター5F 第一会議室
     (名古屋中村区那古野一丁目-47-1)名古屋駅から地下街を徒歩7分 地図/マピオン
対象者:建設業,建設コンサルタント業の経営者,後継経営者,将来経営者になる予定の方
参加費用: 無料(会員),5,000円(ゲスト参加の方)
申込み

 

建設経営者倶楽部KKC 10月定例会は,新幹線「つばさ」の車内販売員である齋藤 泉様に
「サービス業としての建設業を考える」と題して,顧客満足についてお話して頂きます。

齋藤様は,東京から新庄間の往復7時間に、ワゴンひとつで30万円を売り上げます。
お客様との一期一会を大切にされ,新幹線に乗り込む前に十分な事前準備をされています。
今回の定例会は,いかにしてお客様の満足度を高め,リピートにつなげるかについて学びます。

■齋藤 泉氏プロフィール
短大在学中、日本レストランエンタプライズ梶i旧日本食堂)に山形新幹線つばさレディー第一期生として
新幹線車内販売員のアルバイトで入社。
都内短大を2校卒業した後もアルバイトという2ヶ月更新の契約で山形新幹線を中心に車内販売に従事。
現在も同契約のまま同社、東京列車営業支店のインストラクターという役職で車内販売に従事。
東京と山形・新庄を結ぶ3時間半の山形新幹線で片道187個の駅弁販売、片道26万円の売上達成。

 取材 新聞:日経新聞(夕刊〜ここまでやるか)
       毎日新聞(8月29,30,31日)
     TV:TBSブロードキャスター
     Book:サービスの花道(講談社)
        スカウト(リクルート)
     冊子:第一生命発行冊子
  講演 某生命保険会社
     某国内航空会社
     某化粧品会社
     某地方銀行(9月予定)
     JR関連営業会(10月予定)
     人材啓発セミナー(日時未定)
  掲載 日経新聞 (土曜版 プラス1)
     私のビジネステク(全6回)

■開催日時
日 程:2006年10月11日(水)14:00〜17:30
会 場:中経ビル 409会議室
     (名古屋中村区名駅4-1-12)名古屋駅から徒歩5分 地図/マピオン
対象者:建設業,建設コンサルタント業の経営者,後継経営者,将来経営者になる予定の方
参加費用: 5,000円

● 建設経営者クラブ.斉藤泉講師議事録

 はじめに 
  
TBSテレビ「ブロードキャスター」にて放送された,「カリスマ車内販売員新幹線つばさ」を上映
1.「洞察力 5感をフル稼働する」
2.「私の後ろには目がある」
3.「私の感は鋭い」
4.チャンスは無限大」
      
■講演するようになったきっかけ
2005年3月の日経新聞夕刊での記事掲載がきっかけです。「そこまでやるか」というシリーズが大変な反響があり、講演の依頼や新聞・雑誌・ラジオの連載の仕事をいただくようになりました。
いろんな人との毎日の「出会い」で感じた事を、次の仕事にいかしたいと思い、本日はお話させていただきます。
   
■顧客満足(CS)について
現在のCSについての概念は,マーケティングの学問から始まった、1950年に生まれた概念です。しかし今のCSは、顧客の価値に基づく創造という概念に、変わりつつあります。

■なぜそこまで、一生懸命に売るのか
なぜそこまで一生懸命に売るのかをよく聞かれます。
回答は,「恐い先輩がいたから!!」「就業環境があまりにも悪かったから!!」です。つまり,良い業績を上げて、何でも言えるようにしたかったからです。それを実践した結果、CSにつながったのだと思います。 
 
 準備が大切

■よい業績をあげるために
良い業績を上げるためには、要領が良いだけではダメです。物を売るまでの経緯で、どのようにしたら売れるか、工夫や創造することが、大事です。

■乗客を予想する
@車内の雰囲気
Aお客様の手荷物(多い少ない)で遠出か近場の予定かなど、連休の様子を鋭く感じ取る。
B一年間の閉散期・繁盛期を自分の感覚でつかむ。
(繁盛期の正月やGW・お盆以外、連休や繁盛期前後の時期など)
  CJRの空席状況など一つの情報に頼らず、実際に乗られるお客様を目で見て確認する(どんな人が乗り、どんな商品を希望しているか)
  D季節や時間帯によっても、動く商品が違う→売れる商品の準備・陳列

予想し実践することで、いつもと違う流れにも、瞬時に対応できます。そして,日々の積み重ねが、次のヨミにつながり、それが仕事で発揮できるのです。

■ 店づくりに時間をかける     
ワゴン作りは、お店作り。お客さまが入りたくなるお店を作ることが大切です。ですから,ワゴンセッティングに1時間以上かけます。
・ お客様のニーズを読み、売れる商品を置く。
・ 手が延ばしやすいところに、商品を置く。
・ 常に清潔感を保つ
・ 乗り込んだ後は必ず、予想した事を確認する。

 一期一会を大切に

■ 頑張るキッカケ 
学生時代に、アルバイトをした経験がキッカケとなっています。それはキャンプ地のスタッフのアルバイトでした。キャンプファイヤーで炎を囲んでいる時に先輩が語った次の言葉です。
  「今日、今ここで一緒にいる仲間とは、二度と、同じキャンプファイヤーを囲めない。今を大事にしよう」
車内販売のお客様との出会いも同じだと思います。同じ時間を過ごすのであれば、いい時間を過ごしていただき,心地よい笑顔で接して喜んでもらえたら、こんなに嬉しいことはありません。
人間の一生の内で、今の私が一番元気で働ける時期だと思うと、前向きで思いっきり働きたいと思います。

■ 30円高い付加価値      
車内販売にて販売価格のち,一部の商品は実勢価格よりも高くなっています。例えばビールは、30円高いですし,種類や銘柄を揃える事もできません。つまり,30円の差をどこでつけるか、考えなければならないのです。

例えば小さな事ですが、お求め頂いたおみやげ品をまとめてさしあげたり、荷物を網棚の上にあげたりなど、お客様一人一人に合わせてサービスを提供する事が付加価値となります。
また山形新幹線内はお年寄りが多いので、聞こえない場合には、大きな声で耳元で言って差し上げる事で、話す距離が近くなります。さらに方言を使ってみたりする事などでもコミュニケーションが取れ、お互い心地良く接する事ができます。
お客さまにプラスαの得した気分を、味わっていただきたく事が大切です。

 改善して売る

■ 良い事ばかりではない
  一日100個から187個のお弁当を売りましたが、やはり生ものですから、クレームが多いのです。その際、私にできる事は、時間の許す限り謝る事しかありません。そうする事によって、クレームが,次につながるチャンスが広がります。

■ すきやき弁当を売れるように改善する
美味しくないと非常にクレームが多い,ある老舗のお弁当やさんの「すきやき弁当」がありました。なんとかそのお弁当を売れるようにしようと仲間と協議したのです。そして,その会社の社長に、お弁当の中に地元特産の温泉玉子を入れてみたらどうかと、提案してみました。
その結果、1ヶ月に500個しか売れなかったお弁当が、なんと1ヶ月に7000個も売れるヒット商品になりました。

■ 最後に   
  今日は大変心配でした。建設業界の方に話せる内容でないと思いましたが、私には今までやって来た事しかないので、このような話をしました。お役に立てれば幸いです。大変ありがとうございました。
          以上

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建設経営者倶楽部KKC 8月例会は,株式会社トライネット 代表取締役 熊谷喜久男様に
「建設会社の合併から介護ビジネスまで」と題して,お話いただきます。
熊谷様は,地元建設会社3社の合併により,「株式会社トライネット」(トライとは3の意味)を設立されました。
社風,仕組み,業種の異なる3社を一つにまとめあげるには,並大抵の苦労ではなかったと思います。
その苦労を社員全員で乗り越えられ,現在では,1+1+1=4以上の成果をあげておられます。
経営革新の手法の一つであるM&Aや現在進めておられる介護ビジネスを通して,実践的な事業革新手法を学びます。経営者と経営幹部が一緒に参加して,将来の自社のあるべき姿を構想してください。
またお知り合いの建設経営者をぜひともご紹介ください。

熊谷喜久男氏プロフィール
1956年 49歳 長野県飯田市生まれ
工業高校卒業後、12年間ほど機械技術の会社や医薬品問屋などのサラリーマンを経験し、30歳で家内の実家の土木会社に就職。
11年前に企業合併しトライネットの社長に就任し現在に至る。
株式会社トライネット 代表取締役社長

カリキュラム
開催日 2006年8月19日(水)14:00〜17:30
開催場所 中経ビル(名古屋市中村区名駅4-4-12 名古屋駅南口)409会議室
受講料 会員:無料,ゲスト:5,000円/回
対象 ■建設業、建設コンサルタント業の経営者,後継経営者
    ■将来経営者になる予定の方

建設経営者倶楽部 8月定例会 議事録

日時:8月9日(水)14:00〜17:30
場所:中経ビル4F
講師:株式会社トライネット 代表取締役 熊谷喜久男氏
テーマ:経営革新とM&A

講演 熊谷喜久男氏

■M&Aについて
トライネット設立の経緯
・日経新聞にM&A研修広告が掲載されていて、それに興味を持ち,その結果M&Aを進めることとした。
・現状の建設業(同属,小規模)の状態では、良い技術者が育たない。より良い人材を採用しやすくするため,合併という道を選んだ。
・建設業界は「変わりたくない」し「変わらない」業界だった。そのために,合併により多くのバッシングや妨害があったが,くじけず進んだ結果,今がある。
・社名の由来は,点と点を結んでトライアングル(三角)のように広げたいと思い,トライネットとした。

合併の利害得失
【デメリット】
・役職員の一体感が不足する   → 自社ビルを建築した
・部門間の甘えがでる      → 分社化の推進

 【メリット】
・固定費の削減
・営業エリアの拡大
・経営の透明化
・財務体質が向上
・優秀な社員の新規・中途採用ができる。

 【企業合併のポイント】
・合併が到達点ではなく、出発地点と考える。
・合併後に何をするのかを明確にする(将来を描く)。
・経営理念を共有させる
・経営戦略を整合させる
・合併事前の調査をしっかりする→隠しごとがあると不信感を抱くようになる。
・役職、階級問わず、努力した人に見合った給料を払う。そのことによって、社員のモチベーションが上がる。
・ 責任権限を明確にする。グループ会社のトップにいても利益が上がっていないと判断されたら、解雇される仕組みになっている。緊張感がなくては発展はない。

■新規事業について
介護ビジネス(優良老人ホーム,訪問介護)
【基本的な考え方】
・新しい事業へのチャレンジ精神が必要だ。
・環境変化を見据え,時代が求める事業を掘り起こす。
・すばらしいパートナーと共に行うことが重要だ。
・以前、ゴルフ場だった場所を用途変更した。 → 遊休土地の有効活用
・顧客満足を追求していけば、勝ち残ることができる。
・自分自身は「経営者」という職業人である。「建設業」という職業にとらわれすぎるとうまくいかない。

 【工夫した点】
・地域を巻き込んで取り組む必要がある。そうすることによって地域の人との交流を持つことができる。
・コンサルタントの言うとおりだけになってはいけない。参考にしてもいいが、数字や理念は自分で考えて行わなければいけない。
・人に対してきちんと接し、考えていれば従業員が満足する。これが、顧客満足にもつながっていく。

グループ討議,発表
  【事業革新】
・合併をするなら同業者で、かつ理念が合う企業と行うべきである。
・民間比率を増やすために、商品の付加価値をつけはければならない。
・大手メーカーと組んで、研究力や知名度を上げる方法がある。

 【人材力・組織力】
・従業員の満足度を上げることが重要。
・前例主義からの脱却を,M&Aを行いながら行うことがよい。
・トップの魅力により、従業員の働きがいを出すことが人材を育てることにつながる。
・現在は、欲しいと思う人材を採用できない状況だ。
・若い人材が入っても、指導・教育する間もなく辞めていってしまう。これはハングリー精神がなく育っているため、忍耐力がなくなっているのでないだろうか。
・建設業の良さ(たとえばコミュニケーションを多く取ること)を推進することが必要だ。

■主な質疑応答 
・Q 人事評価について、技術者の評価はどのように行っているのか?
  A 各クラスのやるべき項目を書き出した上で、評価している。
・Q 社風がそれぞれ違う中で、どのように3社を融合させていったのか?
  A コミュニケーションを取ることによって、文化を整合させていく。なによりも、リーダーはビジョンを明確化にしなければならない。
・Q グループ会社の中で、成績の悪い部署に異動させられたら、給料等に差が出てこないのか?
  A 成績の悪い部署はないが,業績が下がらないように、常に数字をみている。業績が下がる危険性がある部署は,撤退を含め,早めに解決策を実施する。

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様々な苦難を乗り越えて今ここにある 光を求めて全力で取り組んでいる,
中田完二氏を招いて開催いたします。

建設経営者倶楽部 4月例会

『一寸先は光』 中田完二氏と学ぶ

中田さんは,大手スーパー勤務を経て,営業マン教育を
得意とする研修インストラクターとなりました。
1996年,突然の病魔が彼を襲いました。急性骨髄性白血病,
脳腫瘍,白血病の再発そして失明。両眼の光を失ったのです。
  しかし,中田さんは病に負けず希望を捨てず,「一寸先は光」
と念じ,再び研修インストラクターとして演台に戻ってきました。

講師 中田完二氏(研修インストラクター)
昭和35年生まれ。大阪府出身 昭和58年,大阪大学経済学部卒業
同年,株式会社ダイエー入社。昭和63年,株式会社ジャック入社
社員教育のインストラクターとして活躍。新入社員から管理者までの
階層教育,営業部門の研修等,幅広く担当。
平成16年,ワイズワークスを立ち上げる

日程:2006年4月11日(火)14:00〜17:30
会場:名古屋都市センター(金山駅 南口)
対象者:建設業,建設設計業の経営者,後継経営者,
     将来経営者になる予定の方
参加費用:無料(会員),5,000円(ゲスト参加)

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夢を描いて,人を育てる
建設経営者倶楽部 2月例会として,TJ天気予報 社長 大前陽子氏と学ぶ
「夢を描いて,人を育てる」と題した,「経営理念と経営計画」を開催しました。その概要を報告致します。
大前さんの優しさあふれるお話に,参加者全員が引き込まれ,活発に議論して頂きました。

■カリキュラム
大前陽子様 基調講演
質疑応答,意見交換

開催日  2006年2月17日(金)
日程   13:30〜16:30
開催場所 名古屋都市センター(金山駅南口)名古屋市中区金山町1-1-1 金山南ビル内
      TEL:052-678-2200

■基調講演概要
・現在では,愛知県一宮市を拠点として,美容室を17店舗,エステを1店舗営業している。美容業は,昔から労働環境が整わない業界であるが,自社では全社員社会保険に入ってもらっている。
・経営理念に掲げている想いは,自分の生い立ちを紐解いていくことから始まっている。私は母子家庭で育ち,高校を卒業するまで母とも離れて育った。高校卒業後,美容師になるために就職した。就職した店は,非常に忙しかった。母も美容室を営んでいたが,店にお客様が来なくて非常に悔しい思いをしていた。
・この悔しさをはらすために,22歳で独立し,100万円の借金をして,母の店を改装した。その当時住んでいた部屋は,ろくに鍵がかからない部屋であったので,次に住むところは,ドアがちゃんとついている部屋に住みたいと思っていた。
・26歳で立ち退きにより,別の場所に20坪の土地を1,400万円で購入し,28歳で店を移転させた。店だけは立派にしたが,30歳までに2,300万円の借金を返し,将来自分の家に住むことを夢見ていた。
・30歳の正月に美容学校の同窓会があり,そこで今の旦那と出会って,その年の6月には結婚をした。その旦那の発想が面白く,「田んぼの真ん中に学校をつくる」のが夢であった。その夢から「脱美容室:美容室の匂いがしない美容室」を目指し,田舎に130坪の敷地に35坪の建坪の店舗を建てた。
・店の名前は,「天気予報」とした。これは,誰でもわかるし,朝・昼・晩と無料で名前を宣伝してくれるからである。テレビで天気予報をやっていると,美容室にもこんな名前の店があったなと思ってもらえる。
・業界のある勉強会に参加したが,その時「社員に経営状況を公開できない会社は去れ」と言われた。その勉強会で,三年後の夢として,“売上1億2,000万円 3店舗”を掲げた。これが経営計画の始まるであるが,書いたことによって,後にも残るという点と,今やっていることは,3年後につながるのかを確認できることが良かった。
・この計画を達成したことによって,夢を達成できたという実感が持てた。また,定期採用をはじめたことも,夢の実現を実感できたひとつである。
・バブルの時期は,人材不足で人を集めるのに苦労をした。店舗自体が僻地でやっていたので,栄や名駅周辺のお店に人材が集中して,人が来ない状況で困った。自分自信の問題を解決していけば,人は来てくれるようになると信じてやってきた。自分たちの言葉をまとめて,経営理念としたが,最初は恥ずかしかった。いつかはスカッと言えるようになりたかた。
・4期目にようやく454万円の黒字となり,少し誇らしい気持ちになった。その時,「これから先どのような経営をしていくのか」と,勉強仲間から問われたので,事業を発展していく道を選ぶと答えた。しかし,質問をされた方から「会社の土地を個人の名義で購入しているのは,おかしい。なぜ会社の名義にしないのか。」と問われた。
・「子どもが育って欲しいと思うように,会社も同じである。社長という立場の親が,こどもである会社から搾取してどうするのか」と言われた。納税の意識と会社と個人のお金の意識を持つようになった。この時,やることをやっていないと指摘された。
・業界としては,今でも9割位が社会保険にも入っていない状況であるが,その時に社員全員に社会保険に入ってもらった。社員を守るために,これだけの経費がかかると決めれば,捻出する方法が見つかるものである。
・人材不足で中途採用等を行っていたが、組織をつくっていく段階では非常に苦労した。人をつくらないと,いくら技術を教えても何もならない。前を見る力がない社員や,自分の力を信じない社員の力をいかに引き出すかに苦労した。
・自分自信も未だ見ない力があると信じて,毎年経営計画書を作成した。経営計画書を作成し社員に発表すると,逃げ場がなくなる。めげそうになると,こんなことではいけないと思えるようになった。計画して実行するように,うまくいったところやうまくいかなかったところを,明確にするようにした。そうすることで,長いスパンで取り組んでいかなければならないこともわかるようになった。
・各社員も自分のおかれたポジションにおける問題点を明確にするために,経営計画書の中に教育研修体系図を作成し,入れている。どのお客様に長くお付き合いをして頂きたいかを考えて,そのためには自分はどのような人材にならなければならないかを明確にしている。
・現状の美容業界では,マーケット自体が減少しているにも関わらず,店舗数は増加している。現在では,競争とコラボレーションの環境をいかに創り出していくかが課題である。そのために,「脱美容室」「青春真っ盛り」をキーワードに,私らしさ,自分らしさを追求している。当社では,外部の研修に行ったら,必ず会社に何かを持ち帰ることがルールとなっている。
・毎年,社員旅行を計画しているが,入社3年目位の社員が自ら手を挙げて,計画してる。社員の意見を吸い上げて,面白いパンフレットを作成したり,出し物を考えたり,部屋の割り振りなど,全てを計画している。このことによって,当社らしさの報告・連絡等も学んでいる。社内イベントは,皆で苦労してやりきったという達成感がある。
・10%の利益を出すように,経営計画書を作成しているが,経費が知らず知らずにふくまらないように注意している。全体的なパーセントを見て,ふくらむ理由を考える。安いコストで最も効果が出る方法を考えている。
・現在では,データ化したものを各店舗が毎日報告してくる。裏のホームページで週間報告が見え,予算対比の売上実績等がわかる。入社2年目の社員が報告してくるが,全店舗の状況が把握できるので,競争意識から小さなことから工夫してくれるようになった。これによって,500万円のコストダウンにつながっている。
・大勢になればなるほど,モチベーションが上がる仕組みを考えている。例えば,お客様に新メニューと名刺は,きちんと渡すことを徹底させるように工夫している。このように全社員の取り組みで,決算賞与を支給できることが嬉しい。
・少子化によるマーケットの縮小に対応するため,新規顧客へのアンケートや過去客に対するアンケートなどをデータ化して,優良顧客が何%であるかなどを分析している。また,無記名で社員アンケートを実施し,社員の本音を引き出したり,問題がある社員にカウンセリングを行ったりしている。
・店長の権限ばかりではなく,スペシャリストである社員のプロジェクト権限を強化したいと,今年は考えている。人を集めて組織化し,専門知識を持っていることを活かしていくために,能力を活かす場を与えてやらなければならない。
・店長会議の前にプロジェクトのミーティングを実施して,ヒューマンスキルとコーチングスキルを伸ばすようにしている。これによって,プロとしてのアドバイスとして提案型の接客ができるようにしている。お客様の考えを聞いて,問題を解決し,トレンドを満たすための技術があるのかを考えている。これによって商品化につなげ,客単価を上げている。今年は,一人あたり前年度比315円のアップであった。

■主な質疑内容
Q1:業績が悪いときは,どのような気持ちでいたのか。
A1:業績が悪いときは,お客様に対しての投資であると考えていた。お客様や社員の満足につながる将来のための投資である。悪いところを組み替えて,満足が頂けるサービスを考えた。
   トップだけではなく,問題意識を持ってくれる社員を育てるかが鍵である。一緒になって頭を抱えて考えると,社員から思いがけないアイディアが出てくる。その問いかけをすることが重要である。参画意識を出させること。新入社員でもあっても問いかければ,想いはある。
Q2:目標設定の方法は,どのようにしているのか。
A2:各店舗からボトムアップで目標数値を出してもらい,会社側の計画とすりあわせを行い,目標数値を決めている。目標数値は,客単価や客数,メニュー開発数である。毎年1〜2%伸ばしたいと考えている。毎日,昨年対比と目標対比がわかるようにしている。
   目標数値をすりあわせる時に,計画に対して数値が不足していると,それを引き受けるマネージャーが出てくる。年俸であると1年間変化が無くなってしまうので,3ヶ月に1度業績にあわせて評価を実施している。プロセスを評価指定欲しいとの社員からの要望があるので,人事考課をオープンにさせたいと考えている。
A3:やるべきことをしない社員に対しては,どのような対応をしているのか。
A3:やるべきことをやらないと,会社の中では評価されない社風となっている。はみ出す人は,自ら首にしなくてもいつの間にかいなくなる。怠ける人を以下に理解させて,引き上げていくかが問題である。会社としては,規律を乱したり,不正を行った社員に対しては,毅然とした態度を見せる必要がある。

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能代工高バスケ部を33回日本一にした加藤 廣志氏氏と学ぶ
■カリキュラム
加藤廣志様 基調講演
質疑応答,意見交換

開催日  2005年12月13日(火)
日程   13:30〜16:30
開催場所 高砂殿(名古屋駅 西口)名古屋市中村区椿町1-10
      TEL 052-452-2211

■基調講演概要
・1960年に母校である能代工の教員となり,バスケット部の監督となった。環境で人は変わると考え、生徒には次の3つの点を必ず守らせるようにした。@練習は無断で休まない。休む場合は,必ず何らかの方法で連絡を入れるA笛が鳴ったらすぐに集まれ!時間がもったいないB礼に始まり礼に終わる。基本的な返事によってやる気があるかどうかがわかる
・指導者が本気になれば,その場が変わる
・真夏のインターハイでは,40度を超える気温の中で一週間以上も戦わないと優勝できない。技術や体力も重要であるが,最終的に勝負を決めるのは魂である。
・田舎の高校であるが,よく観察すると,インターハイ優勝チームよりも勝っている点があることに気づいた。@身長が低く短足な点は,ルーズボールの強さAスタミナB雪国育ちの特徴である根をあげない粘り強さ。この特徴を活かして勝つ方法を考えればよいと気がついた。その戦略として,ゴール下で背の高いものと争う時間を短くして,スピードを高める練習を重ねた
・チームカラーを活かした明確な青写真を描いた。手帳にバスケットコートを書き,選手を駒のように動かして,青写真に近づける方法を考えた
・同じやり方をしていては勝てないので,他の高校より1年先を見越した考え方をした
・教師と生徒,監督と選手と言えども,自分がミスを犯した時には,潔く誤った
・できる限り自分の目で見て,作戦を考えたが,若い時のミスが教訓となり,選手からの意見も採用した
・チームを強くするために,3つの戦略を考えた。@自分がいなくても同じ雰囲気となるように,自分(監督)の分身となるマネージャーを育てた(マネージャーはチームにプラスになる情報を監督に与えてくれると共に,部員のアイディアを引き出してくれる)A3年生が引退してからも卒業するまでの間は,練習に参加してもらい1・2年生のレベルアップを図ったBOBの大学生に春休みや夏休みに帰省してもらい,選手の強化を行った
・どんな人間にも夢がある。その夢を達しするために,指導者が,深い愛情と燃えるような情熱を持って,タイミング良く声をかけてやれるかどうかである。人の魂に火をつけるためには,燃え続けていなければならない

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カレーハウスCoCo壱番屋 創業者 宗次徳二氏と学ぶ
「社長の仕事セミナー」を開催しました。その概要を報告致します。
宗次さんの軽快でユーモアを交えたお話に,参加者全員が引き込まれました。
また,このセミナーは,建設経営者倶楽部の10月例会として開催しています。

■カリキュラム
宗次徳二様 基調講演
質疑応答,意見交換

開催日  2005年10月4日(火)
日程   13:30〜16:30
開催場所 高砂殿(名古屋駅 西口)名古屋市中村区椿町1-10
      TEL 052-452-2211

■基調講演概要
・トップ(社長)が変わらなければ,社員は変わらない
・社長が率先してやる,リーダーシップを発揮しなければならない。その日,その日を全力でやる。そうすれば,社員もお客様に対して,細やかな配慮ができるようになる
・お金にならないことを,熱意を込めて,真心を込めて行う
・経営者が配慮しなければいけないことは,「率先垂範・現場主義・お客様第一主義」である。これを実践すれば,行き当たりばったり,成り行きでも経営はできる
・自分や会社に関わる人全ての人に,感謝の気持ちを持って接すれば,傲慢経営にはならない
・日々の失敗はあるが,経営をしているのであるから,それは当たり前である
・私は,立派な後継者に恵まれたが,会社の中の2割の社員が人財として価値がある。6割が人在・人材であり,残り2割が人罪である。人罪の人は,人の足を引っ張る人,業績を引っ張る人である
・経営者は,熱意を持ってやり続ける。言い続ける。やり続けないと定着しない
・全ては早起き,現場主義,お客様第一主義である。日々の欲求を満たすことは,その日は楽しいが,お客様や社員は喜ばない

■主な質疑応答
Q1:カレー専門店にされたのは,確認があったのか?
A1:喫茶店の売上を伸ばすために,出前にしたいと考えたのがきっかけ。嫁さんが作ったカレーが,自分が食べて美味しかったから,これに決めた。経営はシンプルに考えるべき。お客様に好きなように食べて欲しかったから,100グラム毎の注文を考えついた。辛さの調整は,東京の喫茶店でやっていたのがヒント。トッピングなどのアイディアは,良いと思ったら,すぐやることで生まれてきた。これらは,値引きをしない考えで進めてきた結果である。適性利益を頂いて,お客様に喜ばれることを考えた
Q2:1日の時間配分はどうしているのか?
A2:4時に起きて遅寝早起きを継続しているため,平成8年に働いた時間は,1年間で5,637時間になっている。長い時間仕事をしていれば,自ずといろいろなアイディアが出てくる。これは,何よりも仕事が楽しかったからである。中身よりも時間を優先していた。365日24時間体制で取り組んでいた。相手が困っている時が,勝負所である。付加価値として,感謝からくる真心の経営ができれば,ライバルを気にする必要がない。価格競争をしなくても済む

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