自走する吹付けロボット【がんばれ建設】NO 1365【最新技術】

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がんばれ建設
~建設業専門の業績アップの秘策~
作者;ハタ コンサルタント株式会社 降 籏 達 生
■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■2019年7月26日

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今日の一言
「現場の負荷軽減」
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建設技能者に、現場で苦痛に感じている作業のアンケートをとった
ところ、
鉄筋並べ作業
耐火被覆吹付作業
がワースト2でした。

今回紹介するのは、そのうち、吹付けロボットによる吹付けの
自動化技術です。

大林組は人工繊維のロックウールによる耐火被覆を鉄骨造(S造)
の梁や柱に自動で吹き付けるロボットを開発しました。
稼働前にBIM(ビルディング・インフォメーション・モデリング)
と連携した作業データを登録すると、建設現場内を自律走行して
作業を行います。

2.5t以上の工事用エレベーターに積載できるため、高層建物の
建設にも対応可能です。
建設技能者と比較して吹き付け作業の効率を約3割高められます。
2020年度の実用化を目指します。

 走行装置と昇降装置、横行装置、産業用ロボットアームで構成
しています。
2.3mの昇降と2.5mの横行が可能です。
階高5m、梁せい1.5mまでの梁部材と、床面から1.5m以上の柱に
被覆を吹き付けられます。
梁の材軸方向にロボットアームをスライドさせることで、移動
せずに吹き付けられる最大幅を建設技能者の約2倍の3.8mと
しました。

 耐火被覆の吹き付け作業は従来、3人1組が基本です。
「吹き付け」「コテ押さえ(表面をならす作業)」「材料供給」
の各作業に建設技能者が1人ずつ必要になります。
「吹き付け」をロボットが担うことで、建設技能者を2人に減ら
せます。
ロボットの操作は作業開始時と終了時のみでよいです。
「コテ押さえ」の担当者が操作することを想定しています。
走行装置をリモコンで遠隔操作することも可能です。

参考文献:日経アーキテクチュア
参考ウェブサイト:https://www.obayashi.co.jp/news/detail/news20190627_1.html

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【編集後記】
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いよいよ熱くなり、熱中症が心配です。
現場作業の皆さんは空調服を着用し、暑さをしのいでください。