離職する人が少ない建設会社ランキング【がんばれ建設】NO 1348【働き方改革】

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がんばれ建設
~建設業専門の業績アップの秘策~
作者;ハタ コンサルタント株式会社 降 籏 達 生
■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■2019年7月2日

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今日の一言
「日本的経営の良さを活かす」
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働きやすい職場を知るために重要な情報としてよく言われるのが
「離職者の少なさ」です。

『CSR企業総覧(雇用・人材活用編)』2019年版の
データを使い、2017度1年間の定年退職を除く従業員の離職者が
少ない順にランキングしたものが発表されました。
2016年度の単独従業員が1000人以上の会社を対象です

ランキング上位会社の特徴を見てみましょう。

勤務時間を超えた会議・打ち合わせを設定しない

フレックスタイム制度や、短時間勤務制度、国内・海外留学制度
キャリアアップ支援制度といった各種制度

時間外労働時間の上限設定

病気休職者が復職する際、医師の指導により一定期間、
半日出勤などができる、「リハビリ出勤」制度

育児・介護にかかわる従業員を対象とした在宅勤務制度を導入

正規・非正規を問わず全社員と面談し個別に状況をヒアリング

一般に離職率の低い会社は長期雇用などいわゆる日本的経営の
色合いが濃いようです。
新卒は若いうちは大きな差をつけずじっくり育て、できるだけ
長く会社に残ってほしいと考えているようです。
とくに比較的業績が安定しているB to B企業はその傾向が強いです

一方でIT企業などを中心に人の入れ替わりが多い業種も存在します
新入社員の初任給から差をつける会社も出てきています。

このように会社にはいくつかのタイプがあるので、どのような
職場が自分に向いているかは人によって異なるでしょう。

建設業界はどちらかといえば、日本的経営の色合いが強い業種
なので、従来は離職率が低かったです。
日本的経営の良さに加えて、上記のような制度を整備することで
離職率を下げることができると思います。

ちなみに上位100社のうち、建設会社を以下に記載します。

順位 社名  離職者数 離職率

15位ピーエス三菱 20人 1.9%
34位新日本空調  24人 2.3%
43位ダイダン   26人 1.8%
47位飛島建設   27人 2.5%
47位大気社    27人 1.9%
54位日新電機   28人 1.5%
54位住友電設   28人 2.3%
64位前田建設工業 29人 1.0%
92位熊谷組    35人 1.5%
98位西松建設   36人 1.0%

2017年度の離職者数が少ない順。
『CSR企業総覧(雇用、人材活用編)』2019年版掲載1501社のうち
2015年度の従業員数が1000人以上で、男女合計の離職者数を
回答している487社が対象。
離職率は2017年度の離職者数を2016年度の従業員数で割った数値
一部、従業員数と離職者の所属企業の定義が異なる場合がある

出所 『CSR企業総覧(雇用、人材活用編)』2019年版

岸本 吉浩 : 東洋経済『CSR企業総覧』編集長の記事を
一部参考にしました。

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【編集後記】
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本日は、ハタ コンサルタント株式会社の経営計画会議です。
来期、より一層建設業に貢献できるよう、社員全員で
しっかり討議します。