【がんばれ建設】NO 1345【人材採用】「建設会社に子供の秘密基地を作る」

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がんばれ建設
~建設業専門の業績アップの秘策~
作者;ハタ コンサルタント株式会社 降 籏 達 生
■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■2019年6月25日

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今日の一言
「建設業と子供との接点を作る」
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親子連れでにぎわう建築会社のショールームが大分市にあります。
そこでは騒いでも長居をしても、だれもとがめません。

 大分市皆春の体験型ショールーム「Co.’s House」
(コーズハウス)です。
園児はパタパタと走り、赤ちゃんはぐずりますがが、スタッフも
お客の親たちも気にする様子はありません。
子どもを自由に遊ばせる間、おしゃべりに花を咲かせていました。

 ショールームは昨年7月、注文住宅建築やリフォームなどを手
がける前田工務店が開設しました。
リビングやダイニング、和室、ロフト付きの部屋など6室があり
希望すれば一つの部屋に丸一日滞在できます。

 ここに親子連れが集まる理由の一つは、建物奥に約100平方
メートルのキッズルームがあるためです。
木製の滑り台やままごとができる「屋台」に約9メートルもの
天井の高さを生かしたクライミングウォール、約7メートルの
高さにあるつり橋など、子ども心をくすぐる秘密基地のような
空間を広げました。

 社長の前田良平さん(42)は、「子どもがキッズルーム
に入った瞬間に『わーっ』と喜ぶのがうれしい。
高いところに自分で挑戦して、『怖い』という感覚も養ってほ
しい」と話します。

 2015年、キッズルームを備えた親子カフェと、大人向け
カフェを併設した形でオープンしました。
小学2年の男児の父親でもある前田さんは「子どもが幼いと外食
が難しい。
親も気兼ねなく食事できるカフェをつくろう」と考えました。

 昨年4月、大人向けカフェのスペースを、従業員が子どもを
預けられる「企業主導型保育園」に切り替えました。
その際に親子カフェもショールームに模様替えしました。
ただ、サーモンやローストビーフを載せたサンドイッチやパスタ、
カレーといったメニューを提供するカフェ機能は残しました

建設業の人手不足が顕著です。
子供たちが建設業に興味を持ってもらうためには、まずは
建設業の仕事を知ってもらうことが必要です。
そのためには、「Co.’s House」のように、建設と
ふれあう場所を作ることが効果的でしょう。

近年、高校への出前授業や現場見学会を開催し建設業の魅力を
知ってもらう取り組みをする地域が増えてきました。
その結果、大学の土木、建築の志望者が増えたという大学が
存在します。

企業ごとでも本事例のように、子供たちとの接点を増やし
将来の担い手確保に取り組みたいものです。

朝日新聞 2019/06/09 記事を一部参考にしました。

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【編集後記】
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安全大会での私の話に感動した、というメールをいただきました。
さらにはその時放映した「建設業で本当にあった心温まる物語」
書籍もご購入いただきました。
建設業全体で「心温まる物語」が広がり、1人でも多くの若者が
建設業に興味を持ってもらえるとうれしく思います。