【がんばれ建設】NO 1339【最新技術】「主婦が自宅で重機を運転」

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がんばれ建設
~建設業専門の業績アップの秘策~
作者;ハタ コンサルタント株式会社 降 籏 達 生
■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■2019年6月13日

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今日の一言
「AI、5Gの建設業界への活用」
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コベルコ建機は5月22日、建設・測量生産性向上展
(CSPIエキスポ)で、日本MSと遠隔地から建機を操作する
システムの開発で協業すると発表しました。
人工知能(AI)やあらゆるモノがネットにつながる「IoT」、
画像・音声認識技術を活用し、遠隔操作する建機の操作性を
高めながら、遠隔で作業する基盤を構築します。

20年に商用サービスが始まる次世代通信規格「5G」を活用した
建機の遠隔操作システムは、前方に施工現場が映るモニターを
備え、手元にレバーを備えたコックピットのようなイメージです。
現行の4Gの10分の1の遅延で動作する5Gで、従来より精度を
高められます。

このシステムが進化すると、誰でも、どこでも働ける現場に
なりそうです。
例えば、主婦が自宅で重機を運転することも夢ではありません。

一方、無人の現場で自ら作業する自律型建機の開発に着手して
いるのがキャタピラージャパン(横浜市)です。
同社は19年中にも、電子制御の建機のソフトを遠隔から
アップデートできる体制を構築し、いわば建機をスマホの
ように機能をアップデートできるようにすることで施工の自動化
につなげます。

熟練オペレーターの掘削や積み込みなどの動きをデータ化し、
建機に反映させることで、一定の規模の工事現場で複数の油圧
ショベル同士を連携させます。
すでに岩を割る作業などで9割以上の精度で作業を確認している
ほか、油圧ショベルで掘削、ダンプトラックへの積み込みと
いった作業の連携も進めています。

キャタピラーは同展示会でこうした電子制御の基盤を活用し、
災害時に専用機器を後付けすることで建機を400メートル程度の
範囲内で簡単に遠隔操作できるシステムも発表しました。
災害時や足場の悪い場所、人が立ち入れない危険作業区域での
安全作業に活用できそうです。

建機のデジタル化を巡っては、コマツが5Gを使った建機の遠隔
操作やAIを使った自律施工の実証実験をすすめてきましたが、
競合の開発加速により実用化が現実味を帯びてきました。

災害が多く、一方人手不足が進む建設業界では、無人化施工の
早期の実用化が進みそうです。

日本経済新聞 5/22を一部参考にしました。

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【編集後記】
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毎年6月に山形に行きますが、今はちょうどサクランボの季節。
駅にはワゴンで真っ赤な果実が並んでいます。